世界一周の旅で初めて遭難して死ぬかと思ったフィッツロイの冬山とは?
短くてもコメントがあるとうれしいです♪
リアルタイムはマーブルカテドラル見れて、そのまますんなり移動して、今頃バリローチェに向かっているはずが・・・。
まさかの・・・・。
月曜日までバスがない(ノω`●)
なにもないコヤイケの街に2泊決定して泣いています。。。。
さてさてブログは翌朝5時。
もうね。何度も書いているんですがね。
早起きめっちゃイヤ!!!!
そんなボクが頑張って起きたんですよ。
Lag de los Tresって湖があるところでフィッツロイの朝焼けに染まる姿を見るために・・・。
まだ外は真っ暗闇。
空を彩る星空はアタカマの空同様に天の川が見えるくらいきれいだった!!
そんな真っ暗闇な世界。
ちょーーーー!!!外は極寒なんですけど!!!
てか持っていた寝袋が!!
ネパールで買ったこの子!!
ダウンがもうすでに抜け切りすぎて、この極寒の世界を耐え抜く力はありませんでした。
テントの中でヒートテック上下にダウンきて寝袋に入ったのに極寒 (´・ω・`)
もう夏用ですね。この寝袋。
そんな寒さであまり眠れなかったものの、真っ暗闇の世界にみな旅立つ勇者かと思いきや・・・。
リキヤさんとオレの二人のみ(笑)
あれれ~。
なんか懐中電灯の明かりあるから、みんな行くのだろうけど、山へ向かう明かりは僕らのみ(笑)
寝袋の女子二人は寒い、道険しいと聞いていて、目覚ましセットして再度夢の中・・・。
まぁいっか!そのうちみんないくでしょう♪ってことで歩みだす男2人。
川の橋越えた森のとこの分岐道でいきなり道をロストしかける(笑)
なんせ回りはほんとの真っ暗闇の森の中。
どれがホントの道かわかりづらし・・・・つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
そしてついに!!!
Rio Blancoの地点で・・・・・。
マジで遭難しかけました(笑)
あ、あっぶねぇ~。
暗闇の中、道探したらトイレの標識があったの。
そこはトイレしかないと思ったの。
そしてウロウロしてたら
この看板見つけたの。
リキヤさんと協議の結果。
やっぱテッペンに僕ら行くのでクライマーだよね!!
うん。
よく見ると、絵がかいてあってロープで登ってるんだよね。
ここを暗闇の中、懐中電灯で歩いててもどこが道かわかんないんだよね(笑)
これは明らかにヤバイ!!戻りましょう!!で灯りを見つけて戻ったらなぜかココにテントが・・・。
ここ明らかにキャンプサイトちゃうでぇ~!!
なんとか元の道に戻って来たとき、ついについに無謀にも道を知らない男二人が先頭を切って歩いていたが、後続のライトが!!!
ここで僕らの作戦は、この小屋で休憩してるフリして後続を待とうと・・・。
後続の方はトイレの標識の方へ行きました!!
え!!ちょ!!そっち!!!???
そこトイレちゃうん!!???
て!! もしかしてホントにトイレ!!??
そんな疑念を持ちつつも、もう一組の後続の方が・・・。
「おはようございます」の挨拶とともにトイレの標識へ!!
もちろん、ぼくとリキヤさんはあたかも休憩が終わったかのように、そのまま続きました(笑)
てかね。この後ね。
道をロストすることはなかったんですが、この山道。
ノブくんは少しキツイですよ!って言ってたんだけれども。
ちょ!!!!かなりハードなんですが!!!!(笑)
永遠に続く岩と木の階段。
富士登山のような砂利道。
そして岩のシナイ山のような感じ・・・。
死ぬわ!!!(笑)
そして暑いと思って休憩でダウンを脱げば・・・・・そこは極寒地帯・・・・・。
そんな中に。
カメラとペットボトルの水のみで登山してるボクとリキヤさん!!!
回りは厚手の装備にリュックに色々詰めており、そしてストックで登っている!!
なめきっていてホントすんません(ノω`●)
そんな中、1時間半ほどかけて、休憩しながらみた景色は・・・。
えぇぇえぇえ!!! ちょ!!!! ここ完全雪山じゃん(笑)
この時の体感温度は0度きってました(笑)
もう動いてないと凍えそうな夜です。
てかもうイヤです(笑)
それでも頂上にいきたいんだ!!
僕らは登りたいんだ!!!
そして、息がきれながらついた頂上・・・。
く、く、雲ってるぅぅぅううううううぅうぅう!!!
あっれ~ 出てくるときは星いっぱい!フィッツロイのシルエット見れたのに・・・。
そうだ!!フィッツロイは!!!
ガ、ガスでなにも見えず・・・・・・・・・・。
え!!何!?この仕打ち!! 何か日ごろの行い悪かった!? 下着カフェとストリップまずかった!?(笑)
でもきっと日がでてくればガスも晴れてフィッツロイも朝焼けも見れると勝手に期待する男2人。
赤くなってきたよ!!空が!!
みなが期待して待ってるよ!!!
時折強風の中、雨まで降ってきたよ!!! 寒いんだよ!!! 手が凍傷気味なんだよ!!!(-ωー)
よっしゃぁぁあ!!! 赤く赤く燃え上がれ!!!
さぁフィッツロイを赤く染めるだ!!
雲の中に消えました・・・・・。
え!!!!
えぇぇ!!!! ちょ!!! そこまで来て!!!
雲の中なのかぁあぁあぁああ!!!
マジ泣きそうでした。
ここまで遭難しかけ、死にかけながらも登って、雨風に打たれながらも登ってきたのに・・・。
もう、フィッツロイ見て帰るしかない!!!
そうだ!!フィッツロイは!!!
うん。まだガスの中・・・。
むしろさっきより濃くないかい!?w
え、希望もなにもないんですか!?
このままでは帰れないボクら。
ひと目間近でみるまでは!!!
だいぶ晴れてきましたよ!! あとはそこのガスが!! あぁおしい!! もうちょっと!!
あれ・・・・。よく見たら、これ・・・・・。
フィッツロイモウ一個横の山だった(笑)
そして湖があまりの寒さで一瞬凍るという、奇跡の現象を見ながらも待つ二人・・・。
てか凍るほどの寒さってマジで死ぬわ!!!!(笑)
そして!!!!ついに!!!
これが限界でした(ノω`●)
テッペンで粘ること1時間。
あまりの寒さに指が凍傷になりかけ、諦めました・・・・。
キャンプ場まで戻ること30分・・・。
またもや生まれたての小鹿に!!!(笑)
そしてその負傷したヒザでそのまま山を下ること2時間。
ここでも雨風で寒さに耐えながらの下山!!!(笑)
フィッツロイ。
なかなかハードなトレッキングでした。
ヒザがガクガクになり、痛みでその日は歩行困難になるほど(笑)
そしてその日の夜から登った愛ちゃんと恵ちゃんは・・・。
見事に朝焼けを見たというね(笑)
本人の希望通り、この写真は若林 愛様 撮影で許可の元、掲載しております(笑)
このように美しい姿を見せるフィッツロイの朝焼け。
見たかった(ノω`●)
でもトレッキング中の風景は気持ちいいくらい、自然いっぱいでよかったです。
結果として朝焼けは不発に終わりましたが、トレッキングがほんの少しだけ。。。
好きになったかも!?
「今日のコーラ」
・なんか湖は泡だらけでした・・・(笑)